【行政書士の資格】試験・勉強方法・仕事内容・開業方法・年収UP術【総合案内所】

景気と資格の不思議な関係

一般的に、世の中の景気の変動と資格取得熱の高まりは相関関係にあると言われます。
景気が良いときには、独立志向よりも会社への帰属志向の方が高くなるので、人はさほど積極的には資格取得を目指そうとはしません。そもそも仕事が忙し過ぎて、資格取得のための勉強に時間を割いている暇がない、ということもあるかもしれません。

逆に景気が悪いときには、いつ会社が倒産しても、あるいは自身が解雇されてもおかしくない状況に置かれるため、会社への帰属意識は当然低くなります。そのため、自らの力で稼ぎ食べていけるようにと、手に職を付けたい、すなわち資格を取得したいと考える人が増える傾向にあります。

行政書士の資格
ただし、資格であれば何でも良い、というわけではありません。数ある資格のなかにはやはり、人気の資格もあれば不人気の資格もあります。そうした資格ごとの人気のあり・なしというのは、たとえば試験の受験者数などからも推し量ることができます。

先ほども述べたとおり、世の中の景気が悪いときには一時的に資格取得熱が高まるので、不景気のときに受験者数が多かったとしても、その資格が本当に人気があるとは一概には言えません。それよりもむしろ、景気の良し悪しに関わらず一貫して多くの受験者を集めている資格こそが、真に人気のある資格と言えるのです。

根強い人気を誇る行政書士資格

そうした視点で世にある資格を眺めたときに、受験者数の多さで際立つのが、宅建、社会保険労務士、そして行政書士の3つです。簿記や英検なども確かに受験者数は多いのですが、それらは厳密に言えば資格試験ではなく検定試験なので、ここでは除外することにします。

上に挙げた3つの資格のなかでもっとも受験者数が多いのは宅建で、その数は何と約20万人にものぼります。宅建は、不動産会社で働くうえで必須の資格であり、加えて受験生の5人に1人は合格できるという取得のしやすさが、その人気を押し上げる大きな要因となっているようです。

残る社会保険労務士試験ならびに行政書士試験は合格率が10%を下回る難関試験。にも関わらず、どちらの試験も毎年5~7万人もの人たちが受験しているわけですから、こちらもまぎれもなく人気資格と言えると思います。

同じ法律系の資格でも、社会保険労務士が人事・労務分野に特化した専門的な資格であるのに対して、行政書士は幅広い法律知識を修める総合的な資格である、という違いがあります。その意味では、人事・労務分野に進路を絞っている人を除いては、行政書士資格の方が使い勝手が良いという見方もできるかもしれません。







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